施設中央部に仕切りのない団欒、談話スペース、厨房、食卓をコミュニティスペースとして位置付ける。それに面して各室を配置し、死角が生じないよう配慮した。
左側は団欒スペース。丈の低い再利用の収納棚で緩やかに分節。その奥に室2、室1が連なる。
右側は厨房、食卓。その奥は談話スペース。厨房からは全室の様子を窺うことができる。
コミュニティスペースの見返し
写真左側は厨房、食卓、その奥は室4。写真右側は団欒スペース、その奥は室3。
敷地は西側の幹線道路に接道するため特に騒音と西陽の対策が必要とされた。西面の開口部は最小限に留め、玄関は半屋外的な緩衝帯として扱い、騒音と西陽を和らげる。 また、玄関の床には床暖房を敷設し、冬季の室温差によるヒートショックに配慮している。
厨房、食卓(流し台とカウンター、テーブルは大工工事)
食卓から団欒スペースを見る。
室1 奥は浴室
室2 必要に応じて緩やかに仕切る。奥は団欒スペース。
「改修前」
店舗兼用住宅